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このコラムはSTUDIO LEDAスタッフによる、毎回独自のテーマを設けてお気に入りの音楽や映画や本等を紹介してゆくコーナーです。

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第九回「夏に聴きたいアルバム」

夏は目前!

MACCHOです。
どうやら梅雨も明けたみたいでめっきり暑くなってきた近頃ですね〜。
もう夏は目の前!
夏といえばフェスとかもありますし、やっぱり音楽が熱い季節ですね!

ということで今回は僕が個人的に夏に聴くのが相応しいと思っているアルバムを紹介したいと思います。

それではいってみましょう!

SO LONG, ASTORIA - THE ATARIS 夏にハマる度★★★★★

夏に車に乗りながらカーステレオで聴きたいアルバムです。爽快感に溢れた作品です。曲のほとんどはアップテンポなロックでジャンルで言うなら「メロディックパンク」と言ったところですが、そこいらのこのジャンルのアーティストの作品と比べても頭三つくらい抜けてこのアルバムは曲がいいです。微妙に哀愁を帯びたメロディーが胸をキュンとさせてくれます。DON HENRY(EAGLES)のカバー「THE BOYS OF SUMMER」も最高!

HARD ROCK BOTTOM - NO USE FOR A NAME ◎夏にハマる度 ★★★★

僕個人の見解ですが、夏が似合うジャンルといえばやっぱりメロコアですね。数あるメロコアバンドの中でももはや重鎮な存在のNUFANですが、このアルバムはまるで20代前半の若者が作ったかのように勢いがあり瑞々しく大変素晴らしいです。とにかくメロディーが秀逸ですね。その辺にキャリアを感じます。ここまで完成された切ないメロディーはなかなか若輩者には書けないでしょう。このジャンルが好きでこのアルバムを聴いたことが無い人が居たら損していますよ!

BLAST OFF - STRAY CATS ◎夏にハマる度 ★★★★

ロカビリーが好きな人にしてみれば大本命中の大本命、説明不要の完全無欠のロカビリーバンド、STRAY CATSの一度解散してからの再結成復活第一弾アルバムです。再結成前と違うところは曲がよりポップになったところ。安定した演奏力とブライアンセッツァーのセクシーな歌とギターですっかりゴキゲンになれます。このアルバムを聴きながらアメ車(キャデラックとかシボレーがいいな)でアメリカのハイウェイを飛ばしてみたい!そんな気分にさせてくれるアルバムです。

DON'T STAY OUT LATE/LORD CREATOR GRATEST HITS - LORD CREATOR ◎夏にハマる度 ★★★

所謂レゲエという音楽が誕生する前にジャマイカで流行したロックステディというジャンルに分類されるシンガーだということですが、詳しいことはわかりません。とにかく少しゆるめなシャッフルの裏打ちのビートと甘いメロディーと歌声が何とも気持ち良くて夏のビーチで休憩中にラジカセからこういう音楽を聴いたら凄くマッチするだろうなと思います。古い音源で音の質感もちょっとレトロな感じがするのが哀愁感を出していてとても良いです!

ONE LOVE - BOB MARLEY ◎夏にハマる度 ★★★★

夏といえばレゲエ!というのが僕の中にありますね。このジャンルはやっぱりジャマイカ発祥ということなので暑い季節に聴くのが似合いますね。ボブマーリーに関しては説明するまでもありません。もっとも有名で偉大なレゲエシンガーです。このベストは代表曲はほぼ収録されているのでお得です。ボブマーリーの楽曲は非常にポップですね。全然古くならないし、まさにエバーグリーンな楽曲群です。

SUBLIME - SUBLIME ◎夏にハマる度 ★★★★★

スカ、レゲエ、ヒップホップ、パンク&ハードコアと何でもありの所謂「ミクスチャー系」バンドSUBLIMEの大傑作アルバムです。これこそ夏に聴く為に作られたアルバムでしょう!とにかく全曲ノリが良く聴いていて心地良いです。効果的に使われるアコースティックギターの音がいい感じに清涼感を出していてそれもグッドです。中でも哀愁メロ炸裂のレゲエナンバー「Santeria」は最高のサマークラシックです!

Melodies The Best of AOR - V.A. ◎夏にハマる度 ★★★★★

AORって昔は「ダサイものの象徴」って感じで大嫌いだったのですが、歳を重ねて聴いてみると演奏も歌もバカ上手いし、録音もクリアだし、曲もプロ中のプロが作っているって感じで実に巧妙に出来ているし、これはこれで良いものだなあと最近思うようになりました。AORってリゾート地のショッピングモールとかで良くかかっている印象ですね。もしくは田舎のデパートとか。その感じが哀愁感を醸し出していて良いのかもしれません。個人的には夏の海辺の街で夕方前くらいに聴いたらバッチリハマるように思います。このコンピは主要なAORの名曲はほぼ網羅されているのでお得です。

with love from... - THE HIT PARADE ◎夏にハマる度 ★★★★★

THE HIT PARADEという少々マイナーなポップユニットの1stアルバムです。このアルバムは夏の昼下がりに聴くにはバッチリなアルバムです。ポップで清涼感があってどこか哀愁があって・・・。エコーが深くかかったサウンドとどこか抜けの良くないピアノやギターの音が心に涼しさをそっと持ってきてくれます。曲が総じてキャッチーで捨て曲のほぼないアルバムなので、ギターポップが好きな方には胸を張ってお薦めできますね。

GREEN ALBUM - WEEZER ◎夏にハマる度 ★★★★★

WEEZERのアルバムの中でも僕はどちらかというと好きではない方に分類してしまうアルバムなのですが、夏のドライブのBGMとしてはこの上ないくらいバッチリなアルバムなので、この季節限定で好きになります。曲も短くて疾走感もあって聴いていて爽快な気分になれるまさに夏に聴きたい一枚ですね!

WELCOME TO HAWAII - JIM JIMINEE ◎夏にハマる度 ★★★★

タイトルが「ハワイにようこそ」でジャケットは浜辺に立つスツーツ姿の男達・・・と何やら一筋縄に行かなそうなグループですが、音はホーンも入ってちょっぴりジャイブな感じもあるイケイケのポップスです。こういう音楽ってどういうジャンルに分けたら良いんだろう?ギターの感じはジャズっぽい感じもあるし、でもビートは非常にロック的だし、でもボーカルの感じはソフトで曲はポップだし・・・とにかく不思議な魅力の詰まったバンドなのです。アルバムタイトルを裏切らないとても夏っぽい爽快感に溢れたアルバムです!

LATE FOR THE SKY - JACKSON BROWNE ◎夏にハマる度 ★★★★

ジャクソンブラウンは70年代から活動しているアメリカのウエストコースト(西海岸)を代表するシンガーソングライターですが、僕の勝手なイメージでアメリカ西海岸と言えばカリフォルニアでありロサンゼルスなのですごく夏が似合うイメージがあり、そのせいでジャクソンブラウンの音楽もとても夏向きに出来ているように感じてしまいますね。事実このアルバムなんて真夏の夕暮れ時にピッタリ!!カラッと乾いているんだけれども憂いがあって、オレンジ色のデッカイ夕焼けを見ながら聴きたい一枚です!

Riot on an Empty Street - KING OF CONVINIENCE ◎夏にハマる度 ★★★

柔らかで爽やかなアコースティックギターの音色に囁くような低音男性ボイス。 ハーモニーも美しいです。 真夏の午前中、木陰で一休みしながら(BLENDYの原田知世がやっているCMのようなイメージです。わかりづらいかな?)聴きたい一枚です!

The Green Fields Of Foreverland - THE GENTLE WAVES ◎夏にハマる度 ★★★

BELLE & SEBASTIANというバンドをやっている女性メンバーのソロユニットによるアルバムです。こちらも優しく柔らかいサウンドにウィスパーボイスの女性ボーカルがとても心地よくさせてくれます。このアルバムも夏の午前中向き。

Calendar Days - THE ROCKET SUMMER ◎夏にハマる度 ★★★★★

グループ名(ソロアーティストなのですが)からしてまさに夏に聴くために存在するようなアーティストですね。少年時代の夏休みのすべて丸ごとをロックサウンドに乗せ閉じ込めたようなアルバムです。爽快で甘酸っぱくてちょっぴり切なくて・・・。聴いていてこの胸に見事に「あの頃」の夏休みを蘇らせてくれます。7月後半から8月31日までの魔法の日々・・・「calendar days」というタイトルも夏休みが後何日残っているのかドキドキしながらカレンダーを眺めたあの瞬間を喚起させるようで素晴らしいですね!このアーティストは他のアルバムも非常にクオリティが高いのでおすすめです!

PET SOUNDS - THE BEACH BOYS ◎夏にハマる度 ★★★★

やはり夏と言えばこのバンドは外せませんね。ある意味このバンドの全ての楽曲が夏向けだとも思われますが、名盤「PET SOUND」はやはり夏の昼下がりには最適なアルバムのように思います。コード進行もサウンドも風変わりなところの多いアルバムなのですが最終的にはポップに聴こえてしまうところが凄いですね。ハーモニーも実に爽快でジャケットの緑色が表すようにまさにエバーグリーンなサマークラシックであります。

清涼感のある明るい曲調

何をもって「夏が似合う音楽」とするかは個人によって感じ方が違うとは思うのですが、僕にとって今回紹介したアルバムは全て「夏にこそ本領を発揮する」アルバムだと思っています。
いわゆるジャンルもバラバラなのですがいくつか共通するところがあるとするなら、

「リズムが軽妙でわりと清涼感のある明るい曲調のものが多い」

という事ですかね。
でもその二つの要素が備わった音楽の全てが夏向きってわけでもなかったりするので何とも言えないのですが・・・。

空気

もしかしたらその作品が録音された時期や録音場所が夏だったり暑い場所だったからとかそんな理由なのかもしれませんね。(事実今回紹介したアーティストは暑いエリア出身の方が多いです。)
その録音された時の空気が音にも何らかの形で現れていてそれが聴き手に夏を喚起させるのかもしれません。
まあ、それは全くの僕の憶測ですが・・・笑

夏の名盤を探しにいこう!

そんなわけで今回の「夏に聴きたいアルバム」シリーズ楽しんで頂けたでしょうか?
皆さんの中にもきっと夏に聴くと一層良さが際立つそんなアルバムがあると思います。僕もこの夏そんな新たな「夏の名盤」を探索してみたいと思います。

ではまた次回をお楽しみに!

(text by MACCHO 2011.6.24)

<了>